メ
アスブルグのツェッペリン博物館(1989年設立)の上空は、かつてツェッペリン飛行船が、航空史上伝説的な一時代を築き上げ、空を自慢げに旅行した空間
です。"空そのものが博物館"であり、ツェッペリンの一部なのです。この空の下、 当博物館は数々の史料を媒体にツェッペリンを現代に伝えています。
技術的な物ばかりではなく、芸術的な物まで含まれます。当時の飛行船の部品や、破片、たとえば、アルミニウム片(飛行船の構造部材の一部)、ガス圧力計
(飛行船の船体内部ガス袋に充填されている水素ガスの圧力)、高度計(飛行高度表示計器)、各種機械装置や航空工学関連機器、電波無線装置、航空支援装置
など、これらすべての史料を、展示しています。
当博物館が収集している史料は、ツェッペリン飛行船に関するもので、すべてオリジナルです。
80%は技術的史料です。


軍の飛行船のナセルの後部着陸地点113、
ヤード-
いいえ。着陸地点83、建設場所:ベルリンStaaken、
22/02/1917の最初の乗車。録音がされた
フランス航空パリの宇宙博物館インチ
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メアスブルグのツェッペリン博物館の外観
展
示史料の目玉は、世界
で唯一現存するLZ6搭載爆撃制御システムです。
その他に、LZ30に搭載されていた音波探知システム(音を発射し、戻ってきた"やまびこ"を受信し、先方の障害物や物体を探知する)の一部、飛行船用
ジャイロコンパス(回転羅針儀)、北英で発見された第一次世界大戦時代の信管除去した爆弾、を展示しています。
さらに 技術的に珍しい、第一次大戦時代海軍が使用していた飛行船搭載ラジオ、プロペラ、LZ127とLZ129"ヒンデンブルグ号"からのアルミニウム
構造片、装備されていた機関銃、世紀の変わり目に飛行船建造会社(Luftschiffbau)で製造されたモールス暗号装置、ツァイス/イエナ社
(Zeiss/Jena)製の風速測定装置海軍飛行船L57からのアルミニウム製腰掛(スツール)、当時の飛行船の種々の操縦舵輪(当時の飛行船の操縦桿
は船の舵輪と同形状)、かつてハンス・シラー船長が使用していたツァイス社製初の夜間用双眼鏡のひとつ、アーンストA・リーマン氏が使っていた品、等々。
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